歯科衛生士の古田です。
台風10号が通り過ぎたあと
朝夕涼しくなってきました。
毎晩クーラーがないと
眠れないくらいだったのが嘘のようですね。
気温の変化がはげしいので
体調管理に気をつけてください。
さて今回の内容は
「子どもたちの口腔機能の問題について」を
テーマにしようと思います。
保護者の方はお子様が
むし歯にならないように
仕上げ磨きやフッ素塗布など、
積極的に関わってお口の中は昔に比べて
むし歯が減少傾向にあります。
実際、桂川歯科に来院されているお子様も
たくさんむし歯が出来ている子は
少なくなりました。
たま~に、
「こんなにむし歯ができちゃって(( ノД`)」
というお子さんもいますが。
最近では「口呼吸」「歯並びが悪い」
「食べることが下手」など、
子どもたちの抱える問題が
注目されています。
そのなかの「口呼吸」を
取り上げたいと思います。
鼻呼吸をしていると、
鼻の粘膜や鼻毛のフィルターを通して
空気が体内に取り込まれますが
口呼吸の場合は直接体内に
細菌やウイルスを
入れてしまい感染するリスクが高いです。
また口の中が乾燥してしまい
虫歯や歯肉炎のトラブルに
なることもあります。
口呼吸によりポカンと開け続けることで
舌の位置が低くなり
歯並びに影響を及ぼしたり、
口の周りの筋力が低下して
ぼんやりした表情になることがあります。
お子様がテレビを見ているときなど
ポカンと口が開いていないか
確認してみてください。
心当たりがあれば口を閉じさせて
1分間鼻呼吸させて息が苦しそうなら
口呼吸を疑いましょう。
口呼吸は単なる癖だけではない
場合があります。
いろいろな原因が
絡み合っているかもしれません。
気になることがあればご相談ください。