歯ぎしり、食いしばりの影響
歯ぎしりや食いしばりをしているかどうか、
口の中の状態を見ると大体わかります。
なにかと問題を起こすケースが多いので
注意して診ています。
- 歯がしみたり、痛くなったり。
- ひどいと歯の神経が死んでしまうことも。
- 神経をぬいた歯の根にヒビが入ったり、折れたり。
- 歯周病の歯は、支える根の周りの骨が溶けて歯がぐらぐらになったり。
- 口が開きづらくなったり、顎が痛くなったり。(顎関節症)
そんな感じで、歯ぎしり・食いしばりは、
歯・歯槽骨・顎関節に何かしらの症状となって
現れてきます。
歯ぎしり、食いしばりのチェック
歯ぎしり、食いしばりをしていることは
以下の点を診るとわかります。
- 歯
- 粘膜
- ほっぺたに線がある
- 舌がギザギザになっている
- 歯茎にポコポコした硬いものがあるなど。
歯ぎしり、食いしばりの対策
それらを見つけると、
手鏡で確認していただいてから、
歯ぎしり・食いしばりを軽減させる
2つのことをお伝えしています。
1.ストレッチ
顎の周りの筋肉を伸ばしてリラックスさせます。
やり方は簡単、
ただゆっくりと大きく口を開けるだけです。
その際、下アゴを少し前に突き出して
アィーンのようにしていただくといいです。
2.マッサージ
手やマッサージボールなどでほぐしてあげます。
日頃、患者さんを診ていると
30%~40%の方が
歯ぎしり食いしばりをしています。
自分では気がつかないことも多く、
繰り返す歯のトラブルに
悩まされることがあっても、
その原因を知っている方はほとんどいません。
少しでもトラブルを減らしていただきたく、
普段は診療室でお伝えしていることを
今回はブログにしました。
よかったら試してみてください!
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