こんにちは、歯科衛生士の石坂です。
最近来院した患者様から、
私を見ないという声を聞きます。
“そうなんです”
私、石坂は訪問がメインになり、
診療室にいないことが多くなりました。
そのかわり、
訪問専門歯科衛生士として車で外を駆け回っています。
訪問先では寝たきりの方、
一人暮らしの方、
頭はしっかりしているけど
歩けない方など、
いろいろな方がいらっしゃいます。
訪問ではその患者様にあった
ケアやリハビリをしています。
今、私が特に力を入れて
取り組んでいることが歌を歌うことです。
歌を歌うことで舌が動き、
お口の周りの筋肉をほぐすことができます。
その結果、食事の時にムセがなくなり、
吞み込みがスムーズにできる等の効果が
期待できます。
通常のリハビリと違って、
患者さんも楽しく取り組んでくれるのが
一番いいのかなと思います。
そのためにまず、
患者様にあった選曲から始めました。
私は祖母が歌好きだったので、
昔の歌も結構知っています。
また、祖父が学校の音楽の先生だったこともあり、
小さい頃オルガンを弾いてくれて、
童謡や唱歌を歌っていました。
それが今の仕事に役にたっています。
『ふるさと』 は みなさん知っています。
『はな』や 『おぼろ月夜』など懐かしい歌も好評です。
元気が出る歌では、
『松の木小唄』や 『お座敷小唄』などあります。
しかし、一番の人気はなんといっても美空ひばりの歌です。
(さすが昭和の歌姫です)
みなさんも昔を思い出して歌ってみてはいかがでしょうか。
大きな声で歌うと、元気になり、
気持ちも良くなり、リハビリにもなります。
訪問の患者様と一緒に楽しく
口腔リハビリをしていきますので、
リクエストがあればこんな歌もいいよ
と教えてくださいね。