衛生士の浜田です
今回は摂食嚥下についてお話します。
年齢を重ねると、のどや舌などの筋力の低下、
嚥下反射機能の低下、
唾液分泌不足などの理由で
飲み込む(嚥下)機能が低下し、
食べ物や飲み物が誤って気管に入ることで
ムセることが多くなります。
水分や栄養が不十分な状態になり
身体への負担につながるため
そうなる前に飲み込む(嚥下)機能を
維持するためのトレーニングが必要です。
桂川歯科では、まず、ご自身の口腔年齢や
口腔機能低下の検査をします。
検査は簡単なので心配はありません
- お口の乾燥測定
- 舌圧測定
- 嚙む力の測定
- 滑舌
- 問診
これをもとに口腔機能低下症か判断します。
もし、口腔機能低下症と診断されても
トレーニングをすることで改善するので
安心してください
訓練は
唾液腺マッサージ
ベロまわし
パタカラ体操
発声訓練などがあります。
そして、
今、特に訪問させていただいて
気になることをお話しします。
お口の機能が低下してしまわれた患者様が
食事をする時にむせたり、
お時間がかかっていることをみることがあります。
その時に、まずは
態勢が悪くないか、
食事形態が適正かを
診ていきます。
下向きのままでお水を飲むことは
できませんよね。
逆に姿勢が倒されていても
ごっくんと飲み込むことも
困難だと思います。
今、私たち歯科は、一生涯自分のお口で
美味しく食べることがとても大切だとお伝えし、
健康情報を発信していこうと思います。