こんにちは!歯科衛生士の浜田です。
今回は、小児の口腔発達不全症に
ついてお話しします。
口腔機能発達不全症とは
18歳未満の小児で
障害がないにも関わらず、
食べる、話すなどのお口の機能が
十分に発達していない状態をいいます。
上手く嚙めない、飲み込めない、
発音がおかしい、口呼吸、いびきなど
口の機能に何らかの問題をもっている
一見、よく分からないと
思われるでしょうが
お子さんのお口に注目してみてください。
歯医者でも簡単な検査ができます。
口輪筋の強さの測定
舌圧測定
上唇小帯、舌小帯の有無
正中のズレ
舌癖
口呼吸
などを検査します
そこで基準値より低下していれば
発達不全症と診断されます。
診断されると
訓練をしていきます
・ボタン
・ふうせん
・笛
・ふ~ふ~こま
・ガムトレーニング
・舌打ち
・あいうべ体操
・舌挙上(スポット)
日常の癖や習慣を変えたり、
トレーニングをすることで
改善が見込めるので
すこしでも早く改善しましょう
また、歯列不正の原因は
大きく分けて2つあります
1つは、歯の萌出位置や大きさ
欠損、顎骨とのバランスの問題
もう1つは
バランスよく口腔周囲を
機能させられているか
口腔機能の問題です
機能を乱す口腔習癖があると
習癖によって
歯並びも乱れていくので
先ほどの訓練が必要になります。
歯並びが気になる方は
口腔発達不全症の診断をお勧めします