福岡・桂川の歯医者「桂川歯科医院」の「お知らせ」のページです。

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お知らせ

歯科衛生士の古田です。

 

桂川歯科では色々と研修会などに

参加しますが、

今は、摂食嚥下障害のある方へ

私たちが何をしたらいいか

DVDをみています。

 

脳疾患や認知症で摂食嚥下障害を

起こす方がたくさんいて、

その方たちはほとんど

在宅や施設で過ごしていらっしゃいます。

 

そういう方たちへのサポートを

いろんな職種の方たちと連携して

ケアしていきましょうというDVDです。

 

目指すはお口から食事をしてもらうこと。

 

でも誤嚥性肺炎や窒息で

亡くなる方は少なくありません。

 

ここを減らすには、

その方の病気を知ることから始まります。

 

私たちが食事をするには

食べ物を認識する⇒口に入れて噛む

⇒舌でのどに送り込む⇒飲み込む

⇒食道から胃に送る

という流れで自然に食事をしています。

 

しかし認知症で食べ物がわからない、

脳疾患などで麻痺がある、

加齢などいろんな原因で

このスムーズな流れで食事が出来なくなり

嚥下障害を起こしてしまします。

 

誤嚥性肺炎をおこし入退院を繰り返したり、

亡くなったりされます

 

それで必要なのが嚥下をするとき

どこに障害があるのか調べること、

そしてそこに何かを変えることで

誤嚥性肺炎予防ができるということです。

 

例えば

 

食事支援として

・食べ物を認識しにくい方には、

 

白い食器に白米とかは視認しにくいので

食べ残しが多くなりがち

食器の色も気をつける。

 

・口に入れて噛むことが

うまくできない方には、

 

義歯、口腔内をチェックし

改善(食べれる口腔内にする)

食べ物に餡をかけて食塊形成しやすくする

 

・舌でのどに送り込むことができない方には

 

食べる順番の工夫、

固形物と水分を交互にする

 

・飲み込みにくい方(飲み込みがわるいと窒息や誤嚥をしてしまう)

 

咳反射が弱い人はなりやすい。

パーキンソン関連の病気の方は注意する。

液体にとろみをつける。

 

・食道から胃に送り込みにくい方には

 

胃に入ったものが逆流するので

食後すぐに横にしない。

と、色々な職種のサポートでの

食事支援が大切

 

それでも誤嚥性肺炎になる方は

いらっしゃいます

 

そこで誤嚥しても肺炎にならないように

ケアしてきましょうということです。

 

私たち歯科衛生士にできること、

具体的には先ほどの食事支援や嚥下訓練、

そして口腔ケアで菌を減らすことが大切

という内容です

 

簡単に説明しましたが、

このDVDを見て患者さんの状況を把握し

家族の方などと共有できたらいいなと

思いました。

 

 

 

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