年代に適した治療を
~ライフステージ~
身体と同じく、お口の中の状況は年齢を重ねるごとに変化していきます。それに伴い、起こるトラブルや必要となる治療も異なってくるのです。
福岡・桂川の歯医者「桂川歯科医院」では、小さなお子さまからご年配の方まで、幅広い年齢層の方の診療を行っています。年代ごとに起きがちなトラブルをふまえ、治療だけでなく予防のご提案も行うことで、皆さまの歯をお守りします。
ライフステージとは?
人の一生は年代によって、「乳児期」「成人期」「老年期」などに分けられます。このように人生を年齢で区切り、分けたものを「ライフステージ」といいます。ライフステージが上がるごとに身体にはさまざまな変化が起きるものであり、それはお口中についても同じことです。変化に伴い、起きるトラブルも変わっていくのです。
定期メインテナンスと残存歯数の関係
残存歯数は、ライフステージが上がるごとに減っていく傾向があります。しかし歯を失う原因は「年をとったから」ではありません。「適切なメインテナンスができていなかったから」が、本当の原因になるのです。
ある統計では、定期的にメインテナンスを受けていない人は1年間になんと約2本のむし歯ができるというデータが出ています。むし歯は決して自然治癒することがなく、さらに治療をしても再発しやすいのが特徴であり、治療をくり返せばいずれ歯を失ってしまいます。年齢を重ねても自分の歯を残していくには、きちんと予防歯科に通うことが大切なのです。
「年代別」よくあるトラブル
こちらでは、年代別によくあるお口のトラブルをご紹介します。どういったことが起きがちなのかをあらかじめ知っておき、予防につなげましょう。
- 0~3歳
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・むし歯菌が身近な大人のお口からうつってくる
・乳歯がむし歯になる
- 3~15歳
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・乳歯がむし歯になる
・歯並びが乱れる
- 15~20歳
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・永久歯がむし歯になる
・歯並びが乱れる
・親知らずが生え、痛む
- 20代
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・むし歯になる
・ブラッシングすると歯ぐきから血が出る
- 30代
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・歯ぎしりや強いブラッシングが原因で歯ぐきが下がり、歯根が露出する
・冷たいものがしみる(知覚過敏)
・歯と歯の間に食べカスがたまりやすくなり、むし歯になる
- 40代
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・歯と歯の間にものがはさまりやすくなる
・食べカスが残り、歯ぐきが痛む
・知覚過敏が起こる
・歯の黄ばみが強くなる
- 50代
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・ブラッシングすると歯ぐきから血が出る
・治療をしても歯周病が改善しにくい ・歯ぐきが下がり、歯根に歯垢(プラーク)がこびりついてむし歯になる
・歯の黄ばみが強くなる
- 60代以降
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・歯ぐきがあちこち腫れている
・歯周ポケットが深くなり、治療をしても歯周病が治りにくい
・歯ぐきにのう胞(膿の袋)ができる(切除手術が必要)